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大阪ボランティア協会NPO推進センター発 メルマガ「NPOぼいす」
http://www.osakavol.org/
Vol.038 ● 2006年5月号 ● 2006.5.16
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ゴールデンウィークはとても良いお天気でしたが、いかがお過ごしでしたか?
大阪ボランティア協会では、このゴールデンウィークに、北区事務所の事業
部門の多くが福島区事務所(大阪NPOプラザ)へ移転しました。
今回の事務局移転を機に、NPO支援や企業市民活動推進の部門と、市民の
社会参加支援部門の連携をさらに進め、より一層、充実した事業を進めたい
と思います。
移転に伴う連絡先変更等についての詳細は、「大阪ボランティア協会関連
ホームページトピックス」のコーナーをご覧ください。
◇◆━━━━━━━━━━━━ 今月のNPOぼいすのラインナップです!
1.「VOICE 〜NPO推進センターの現場から〜」
2. 大阪ボランティア協会・NPO情報BOX
3. 大阪ボランティア協会関連ホームページトピックス
4.【後記】NPO推進センター事務局・ほっとブレイク
※今月は「ONP界隈・食堂探検隊〜市民活動の胃袋を満たせ」はお休みです。
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1・「VOICE 〜NPO推進センターの現場から〜」
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NPOと企業の協働を「ガバナンス」の視点で考える
大阪ボランティア協会では最近、NPOと企業の協働についての問合せが
増加している。日本でも企業の社会的責任(CSR)への注目度が増し、こ
れまでNPOとあまり接点のなかった企業や、資金支援など限られた範囲で
接点のあった企業などから、NPOに関する情報提供依頼、社会貢献プロ
ジェクトの企画相談などが日々持ち込まれる。
現場でNPOと企業の協働を推進する仕事に携わるうちに、次のような疑
問が沸きあがる。「NPOと企業の協働を、二者間関係というミクロの視点
でなく、社会経済システムというマクロな視点で捉えることができないか」。
そこで少し視点を変えて、「ガバナンス」の観点からNPOと企業の協働
ついて考えてみたい。「ガバナンス」とは、もともと80年代、世界銀行によ
る開発途上国への構造調整政策の失敗により、新たに援助政策を見直す必要
性から生じた「グッド・ガバナンス」の概念に端を発する。つまり、援助効
果が発揮されるためには途上国政府の機能が十分発揮されなければならず、
それを向上させるためには、民主化・透明性の確保・説明責任・行財政改革
・市民参加が不可欠だという。
一方、先進諸国でも、これまで公共サービスを中心的に提供してきた政府
の役割が変化し、NPOや企業など、より多様な「公」の担い手が出てきた。
このように政府中心の社会システムから、より多様な主体で社会全体を運営
する考え方は、90年代以降、“「ガバメント」(政府)から「ガバナンス」
(統治・共治)へ”という概念で示されてきている。
また、欧米でNPO/NGOが台頭する背景の1つに政府の信頼性低下と
役割の変化があるが、世界的な企業のCSRの広がりも、このような政府の
役割の変化という社会統治システムの構造変化の文脈で捉えることもできる。
このことは、地域社会のレベルにおいても同様だ。
NPOにとっての企業のCSRとは、個別企業への資金支援の要請や個別
プロジェクトへの協力と理解されるのが一般的だ。しかしさらに一歩進み、
「地域課題を共に認識・共有し、地域全体のガバナンスをいかに構築するか
を共に考えるコミュニケーション」であるとも考えられる。NPOの活動も
究極的には持続可能な社会の構築を追求している。そうであれば、NPO、
行政、企業が一緒に考え、各セクターが政策レベルで連携し実行することが
求められるだろう。
また、企業が地域社会に型どおりの貢献を行うだけではなく、自ら主体的
に地域特有の課題を分析した取り組みをするならば、NPOは企業に対して、
外部環境分析や事業立案の助言や提言を行うことも出来るだろう。
このような「地域ガバナンス」の構築にあたっては、NPO・企業・行政
が様々な社会課題の分野で、お互いの政策調整と事業実施を行う「プラット
フォーム」的な組織の設置も必要であろう。
本稿では、これまであまり議論されていなかったNPOと企業の関係を政
治学的視点で捉えてみた。この議論はまだまだ荒削りな部分が多く、十分に
議論できされていない。しかしながら、“「ガバメント」から「ガバナンス」
へ”という潮流の中で、NPOと企業の協働を単に2者間の関係で捉えず、
社会サービスを提供する「システム」として見る視点もあっていいのではな
いかと考えて投げかけたものである。誰がどうやってこのシステムを運営・
制御するか、また中間支援NPOの役割、企業のCSRのあり方、そして公共政策
との関係など、NPO・企業関係者・政策立案者とセクターを越えた議論の
場が必要であろう。
NPOと企業とのコーディネーションを行う中間支援NPO、またCSR
を応援するNPOのスタンス、企業との協働システムなどを考える一視点と
して「ガバナンス」の概念は有効かもしれない。まだまだ議論すべき未開拓
な領域が多いというのが実感である。
大阪ボランティア協会NPO推進センター 梶 英樹
◆当コラムは、市民活動総合情報誌「Volo(ウォロ)」2006年5月号に
掲載されています。ご意見、投稿は、npo@osakavol.org まで!
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2・大阪ボランティア協会・NPO情報BOX
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【1】NPOのための事業報告書作成セミナー
http://www.osakavol.org/npoc/manage/3m/jigyo_3m.html
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「情報公開」は、NPO法人としての社会的責任の一つです。市民や支援者
から共感を得るために有効な報告書はどうあるべきか。報告行為を積極的に
捉え、行政から提示する雛形を真似るのではなく、私たちが発信したい、会
員や支援者に説明するためのNPOオリジナルの報告書づくりを一緒に考え
てみませんか。
[日時]2006年5月21日・日曜日 10時〜12時
[講師]水谷綾(大阪ボランティア協会NPO推進センター)
[会場]大阪NPOプラザ
[定員]15名(最少催行人数5名)
[参加費]2,500円(資料、会場費代を含む)
※当協会個人会員及びパートナー登録団体の方は500円引き。
[対象]NPOの支援者・協力者に理解してもらうための報告書のあり方を
知りたい、学びたい、考えたい方(所轄庁提出向けに簡単な書類づ
くりを知りたい方は対象ではありません)。
[内容]
・NPOの事業報告とは。まず概念や基本事項を解説します。
・報告書を作るためには、NPOの運営、活動記録の体制づくり、ガバナ
ンスそのものを考える必要があります。実例やケーススタディと通して
考えます。
受講生から記入済みの助成金申請書を題材として提供していただき、ブ
ラッシュアップの視点を習得します。
[持参物]直近の自団体の事業計画書、事業報告書
※詳しくは、こちらから
http://www.osakavol.org/npoc/manage/3m/jigyo_3m.html
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【2】大阪ボランティア協会会員総会 記念講演会
〜薬害エイズから見た命・人権・平和〜
http://www.osakavol.org/events/060527soukaikinen.html
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大阪ボランティア協会会員総会記念講演会の講師に、川田龍平氏(人権アク
ティビストの会代表)をお迎えし、お話をお伺いします。
※「人権アクティビストの会」とは・・・人権のために主体的に戦う個人や
団体と一緒になって行動する市民活動団体である。また、内部告発者の処遇
の問題とその保護を訴える活動を行っている。
[日時]2006年5月27日・土曜日 10時30分〜12時
[講師]川田龍平氏(人権アクティビストの会代表)
[会場]大阪NPOプラザ
[参加費]1,000円 ※当協会会員は無料
[定員]70名(定員になり次第、締め切ります)
※詳しくは、こちらから
http://www.osakavol.org/events/060527soukaikinen.html
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【3】第1回 市民活動サロン「遊学亭」
〜エンパワーとひらめきのために〜
http://www.osakavol.org/events/060520yugakutei1.html
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市民活動サロン「遊学亭」は、毎回違う人が「亭主」になり、亭主自身が注
目している市民活動家をお招きし、サロンを開催します。
「遊学亭」では市民活動に必要な「ひらめき」「新しい刺激・情報」「出会
い」「充電」などの機会を参加者のみなさんとともに共有できるよう、亭主
自身が進行やもてなしを工夫します。開けてびっくり玉手箱のような、新鮮
なサプライズと遊び心満載の仕掛けをお楽しみください。
※「亭主」とは遊学亭の主人の意味で、男性をさすものではありません。
[日時]2006年5月20日・土曜日 14時〜17時
[会場]大阪NPOプラザ
[定員]20名(先着順)
[参加費]1,000円
[内容]
▼ゲスト 能島裕介(のじまゆうすけ)氏
▼亭主 長尾文雄(亭主代理:博野英二)
▼テーマ NPO、市民活動の次のステージとは・・
▼進め方
14:00 チェックイン
14:15 ゲストのお話
15:15 フリートーク
16:00 お茶を楽しみながらワイワイと
17:00 サロン終了
※希望者は二次会へGO!
[主催]大阪ボランティア協会、市民プロデューサー協会
※詳しくは、こちらから
http://www.osakavol.org/events/060520yugakutei1.html
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【4】Microsoft NPO Day 2006 大阪会場
IT(情報技術)が拓くNPOの新しい可能性
http://www.microsoft.com/japan/events/npoday06/default.mspx
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“NPO Day”はマイクロソフトが世界中で開催しているイベントで、
本年、日本で初めて開催されます。NPO Dayは、企業の経営ノウハウ
や IT(情報技術) を、NPOに最適な形で提供することによりNPOの組
織強化を支援し、NPO活動の新しいステージを拓こうとするイベントです。
当イベントはマイクロソフト企業市民活動の一環で実施し、大阪ボランティ
ア協会は開催にあたっての運営協力をしています。
[日時]2006年6月13日・火曜日 10時〜18時
[会場]梅田スカイビル タワーウエスト36階スペース36L/R
[定員]300名
[参加費]無料
[対象]NPO関係者、NPO支援センター関係者、行政のNPO担当者、
企業の社会貢献担当者ほか
[内容]
○セミナー1
変化するNPOの経営環境と資金獲得のためのIT戦略
講師 シーズ=市民活動を支える制度をつくる会 松原明氏
○分科会・セミナー2
問題解決!NPOのためのWeb活用のポイント教えます
司会 (特活)イーパーツ 会田和弘氏
○分科会・セミナー3
みるみる変わる! NPOのためのワンポイントIT活用術
司会 (特活)たかとりコミュニティセンター 日比野純一氏
○パネルディスカッション
ITが拓くNPOの新しい可能性〜ITの戦略的活用をどうするか
(特活)イーパーツ 会田和弘氏
(福)大阪ボランティア協会 早瀬昇
マイクロソフト(株)森本登志男・緒方麻弓子
講師 シーズ=市民活動を支える制度をつくる会 松原明氏
※詳しくは、こちらから
http://www.microsoft.com/japan/events/npoday06/default.mspx
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【5】NPOのための助成金申請書作成セミナー
http://www.osakavol.org/npoc/manage/3m/josei_3m.html
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助成金情報の収集方法、申請先候補の探し方、助成金申請書の書き方など、
助成金の申請を考えるときに出てくる疑問について、基礎的な理解を深めます。
[日時]2006年6月6日・火曜日 18時30分〜21時
[講師]永井美佳(大阪ボランティア協会NPO推進センター)
[会場]大阪NPOプラザ
[定員]20名(最少催行人数5名)
[参加費]2,500円(資料、会場費代を含む)
※当協会個人会員及びパートナー登録団体の方は500円引き。
[対象]助成金申請書作成初心者の人、申請書作成経験はあるが改めていろ
はを確認したい人
[内容]
1.レクチャー:
助成金とは、助成金情報の探し方、企画とは、助成金申請書(企画
書)作成にあたって、など
2.助成金申請書ブラッシュアップワーク:
受講生から記入済みの助成金申請書を題材として提供いただき、ブ
ラッシュアップの視点を習得します。
※詳しくは、こちらから
http://www.osakavol.org/npoc/manage/3m/josei_3m.html
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3・大阪ボランティア協会関連ホームページトピックス
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★大阪ボランティア協会・北区事務所の事業部門の多くが、福島区事務所
(大阪NPOプラザ)に移転しました。
※詳しくはこちらを!!
http://www.osakavol.org/
○移転について
http://www.osakavol.org/volkyo/iten.html
○新連絡先・開館日
http://www.osakavol.org/volkyo/access/index.html
○北区事務所の開館予定
http://www.osakavol.org/volkyo/kitakukaikan.html
※北区事務所は入居建物の事情等により開館日時の予定が変わることがあり
ます。最新状況をご確認ください。
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4・【後記】NPO推進センター事務局・ほっとブレイク
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■4月から学生もやってます。怒涛の日々ですが、OUTPUTなNPO活
動においては、INPUTの時間も大事。でも小テストがつら〜い(み)
◆大自然にふれたくて、阿蘇山のカルデラと高知の四国カルストを見に行っ
たのですが、両日とも天気が悪く視界は真っ白。。残念。(な)
■この間、アコースティックギターのみによるライブイベントに行った。今
回は人気アマチュアシンガーの出場ということで会場は大変な熱気。MC
も含めて、笑いありアコギの感傷的なメロディありで大変楽しめた。(か)
◆いま、アウシュビッツからの生還者、プリーモ・レーヴィにハマっていま
す。ポーランドに行きたいなぁ。。。(こづ)
■最近、我が家に増えた仲間が青虫たち。夕方になると倍ぐらいに太ってい
るその食欲に、農薬を使わない畑仕事の苦労を想像します。(にゃ)
◆窓をふさいでいたロッカーが移動してとても明るくなりました。お手伝い
ありがとうございました。(ふ)
■ボランティアスタッフのみなさんと一緒にようやく引越しを終えました!
またまたレイアウトが変わった事務所をぜひ見に来てください!(い)
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■「NPOぼいす」は、市民活動、NPOに興味がある方に送るメールマガ
ジンです。当メルマガは、大阪を中心とした市民活動をサポートする大阪ボ
ランティア協会NPO推進センター部門が発行。市民活動や市民活動サポー
トにまつわるオピニオンやイベント・情報ニュースを提供します。
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◆編集担当へのお便り、ご感想ご意見は npo@osakavol.org まで。
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発行元:社会福祉法人 大阪ボランティア協会 NPO推進センター
〒553-0006 大阪市福島区吉野4-29-20 大阪NPOプラザ内
TEL 06-6465-8391 FAX 06-6465-8393
ホームページ: http://www.osakavol.org/
E-mail :npo@osakavol.org
発行予定日:毎月15日(予定)
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