Vマーク青 月刊ボランティア〜Internet Edition〜
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No.333 / 98年3月号
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No.333表紙
CONTENTS

論説
  V時評  「もう3周まわっています・・・」
 
特集
  小中学校教員免許取得のための「介護等の体験」についてモノ申す
  1. 1.「介護等の体験」解説
  2. 2.「介護等の体験」について考える
ニュース
  ニュース&ショートニュース
漫 voU
 
コラム
  現場は語る
  5年生になるのがコワい!
エッセイ
  小言騒語 西村 秀俊
私のボランティア初体験 村上 公彦
 
情報
  ボランティアめでぃあちぇっく No.8
NPO ホームページ案内
 
情報  大阪ボランティア協会・発
  あんぐる
愛縁奇縁
むだちしき
協力感謝
巻末インタビュー
  この人に 石井 めぐみ さん
   


...No.1 ●女優・タレント●  石井 めぐみ さん

 
 
 
伝えないとわかってもらえない・・・。
自分のできる範疇で伝えていくつもりです。
 
 
 

  「ボランティア」っていう言葉の正確な意味をよく分かっていないのですが、子どもを通して知り合ううちに分かってきたこと。それはみんなができることを無理なくやることかな…。ボランティアってその時だけ一生懸命やって一回だけで終わりとなると、なかなか続かないし、広がらない。ですから、自分の余裕な部分や得意な分野や、自分のできることを無理のない範囲でやっていけばいいのではないでしょうか。
  私の友人でディスコを経営している人がいますが、彼のディスコでは月に一回、障害者の人たちが中心になるパーティをやっています。その日は、もちろん一般の人も入れますが、障害者の人も遊ぼうっていう日になるんです。ただ、そのディスコはビルの地下にあって、しかもエレベーターがない…という障害者には利用しにくい条件なんです。でも、その日はスタッフの人が一日中、表に立っていて、障害者の介助をしてくれます。もちろん、ディスコですからお金はいただきますが、障害者料金という少し安めの設定をしています。となると、ディスコにとっては儲けにはならないわけで、これもいってみれば、彼らのボランティアなんですね。でも、このボランティアって、全然無理してないでしょう。主催の側も赤字になるようなことはなくて、みんなが少しずつ優しい気持ちになるだけで、普段楽しめないことが楽しめたりするわけです。スタッフも、月に一回くらい車椅子を運ぶことは誰も嫌がらないどころか、とっても楽しんでます。
  昨年、「ゆっぴぃのばんそうこう」というドキュメントドラマを放送しました。たまたま、女優という仕事をしていた私のところにゆっぴぃが生まれてきてくれて、私もゆっぴぃも世間の人に何かを伝えていきなさい…というような使命を与えられたような気がしてます。やはり、障害を持っていたりすると、外に出て行くということがみんな億劫になるんですね。その一番の理由が「人にモノを頼まなくちゃいけない」ってことです。でも、それはまわりの人たちが、ちょっとずつ声をかけてきてくれたら、障害者は外に出やすく、暮らしやすくなることですよね。こういうことってやはり伝えていかないと分かってもらえないんです。そのドラマのようにテレビなどのマスメディアで騒がれることによって、少しずつ上(行政)が動きだしてくれました。だから、私ができる何かがあるとしたら、いっぱい自分の仕事も利用して、自分のできることをできる範囲でやっていきたいと思います。 (綾)

(綾)

●石井めぐみさんプロフィール●

79年映画「夜叉ヶ池」で女優デビュー。その後、ドラマ・バラエティなどで活躍。障害を抱えた長男の成長を綴った『笑ってよ、ゆっぴぃ』(フジテレビ出版)を執筆、反響を呼ぶ。



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社会福祉法人 大阪ボランティア協会