Vマーク青 月刊ボランティア〜Internet Edition〜
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No.328 / 97年9月号
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No.328表紙
CONTENTS

《特集》 好きでもないボランティアをがんばって
    〜活動から、どんどん「毒」が消えていく〜




論説 V時評  市民活動も「経営」の時代
特集インタビュー 野田正彰氏
「摩擦」と「軋轢」から、逃げない活動を
ニュース ニュース&ショートニュース
漫 voU
エッセイ 小言騒語 西村秀俊
私のボランティア初体験 金香百合
コラム 現場は語る
情報 この秋、公募がいっぱい!
ボランティアめでぃあちぇっく No.5
NPO ホームページ
情報
 大阪ボランティア協会・発
あんぐる
愛縁奇縁
むだちしき
協力感謝
巻末インタビュー この人に 坂田利夫さん
   



...No.129 コメディアン  坂田 利夫 さん

 「アホ」は、お笑いとボランティアの原点?

 ボランティアっていうのは、あれやね、何か行動したいって衝動に駆られて、その結果がたまたまあの重油を取りに行ったってわけでしょ。あれはね、ぼくらからなんか見て、とても若者が生き生きして見えた。その姿勢が…。

 一般の目から見たら、ああして、ジーパンはいて、リュックサック背負って、被災地みたいな大変な所に行ってること自体、「あいつらアホちゃうか」となりますわね。私がいつもやっている「アホ」とさほど変わりませんやん。 …でも、なんとなく分かりますねん。彼らは、ほんまに、その「アホ」が好きなんでしょうなあ…。ボランティアやってはる人は、「もう、私らアホですわ」って言いながら、やってはるんかもしれませんね。

 私自身、この「アホ」さが好きなんです。「アホ」は、お笑いの原点やと思うてます。つまりね、「お笑い」っていうのは、差別なんですよ。お客さんが「もう、坂田、ようあんなアホなことしよるな」っということで笑うでしょ。差別的な笑いなんですよ。ボランティアも、する側、される側の差別があるのかもしれませんな…。別の言葉でいえば、ボランティアって「施設援助隊」みたいなとこもありますやん。なんかあれば、必ずボランティアの人が来てますやん。そうやな、「おせっかい隊」かな。出過ぎると危険やね。だって、ほんとの差別になってしまうもんな。

 僕自身、ボランティアっていうもの自体はしたことないんですわ。もう仕事一本!…だから、婚期も遅れているんですけどね…(笑)。仕事大好き人間なんです。みんなが笑ってくれる快感があるしね…。ボランティアの方々もそういう快感を、ボランティアという世界で味わってはるんやろか。 今度公開される「名探偵 坂田京介」っていう映画で、ごっつい庶民的な探偵の役をやってます。ギャグ一切なしですよ。目の不自由な女の子の角膜移植手術を、僕という一探偵が影ながら応援する。誰から命令されるわけではなくて、自分がいてもたってもいられなくて勝手に動くというね。だから向こうから見れば、余計なお節介かもね…。そうやね、一種のボランティアの役でもありますな。いい映画です。ぜひ見てください。(綾)

坂田利夫さん

昭和43年に前田五郎とコメディーNO 1を結成。「アホの坂田」の名称で親しまれている。著書に「アホの坂田のアホだらけ」(データハウス刊)がある。


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社会福祉法人 大阪ボランティア協会