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《特集》 ビッグ・イベントにおけるボランティア
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...No.122 作家 柳田 邦男 さん (亡くなった次男の腎移植を決め、同意書にサインをすませた)その時に、移植コーディネーターが「ついでにすい臓の移植もお願いできますか?」と言われたんです。そしたら長男が、こう言ったんです。「ちょっと待ってください。あの、そこに臓器があるから「ついでに」使わせてくれ、というような言い方はやめてほしい」と。
この移植医療というのは何かというと、困っている、苦しんでいる患者さんがいて、それを治療するためにお医者さんは専門的な技術を提供している。一方で、死んでいく人がいる。そして、こちらにいる病人の医療に、死んでいく人が何か役立たないかと、臓器を提供するというかたちで参加する。臓器提供者というのは、他の誰かを救うための医療こ参加する人である。そこには1対1の関係があるわけです。
それに対してお医者さんというのは、そこに臓器があるから持ってこようという考えではなくて、その提供する人の主体的な医療への参加、あるいは救命への参加(の意志)というものをしっかりと受け止めて、それを専門家として、技術を持っている人としてお手伝いするという、そういう関係にあるんではないかと思います。
そのことはとても大事なことで、救命センターの担当の外科医は、それを本当に真正面から受け止めてくださって、「目からウロコが落ちる思いがしました。確かにおっしゃるとおりです」と言ってくださったんです。
(枕流)
9月29日 ささえあい医療人権センターCOML主催のフォーラムで
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やなぎだ・くにお 1936年、栃木県生まれ。NHK記者を経てノンフィクション作家に。現代人の生と死をテーマに、「マッハの恐怖」「空白の天気図」「ガン回廊の朝」「「死の医学」への日記」などの作品が有る。1994年2年間、厚生省の「インフォームドコンセントの在り方に関する研究会」の座長を努めた。 |
社会福祉法人
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