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ここ数年受講者数がますます減少しているため、私の地元のDOVIA(Directors of
Volunteers In Agencies)と州の協議会は、毎年恒例の研修会を今年は取りやめました。申込が過去最低の数字になったからです。英国では、ボランティアプログラム・マネジャー全英協議会強化を目指した複数年の試みが、失敗に終わりました。全米レベルのボランティアリソース事務局を担う全米組織の職員のネットワークは、3年連続して「やってみよう」イベントを実施したにもかかわらず、いまだに出発点で留まったままです。AVA(Association
for Volunteer Administration)の会員の数は、控えめに見積もっても潜在的に会員になる人が30万以上いるだろうと割り出したにもかかわらず、20年以上も2000人前後をうろうろしています。
もちろん私たちの分野においても力のある専門職のネットワークで信用のおけるものはいくつかあります。しかし、その数は残念なことに極めてまれです。多くの場合、会員数維持のため悪戦苦闘し、会員にリーダーの役割を引き受けてもらうことに苦労し、慢性的に乏しい予算で運営しています。
では、それはどうしてなのでしょうか? 専門職協議会が非力なのか、それとも非力な職だからなのか、どちらに原因があるのでしょうか。
この問題は、明らかに地域レベルから始まり全米レベルに(それともおそらく全米レベルから地域レベルなのかもしれませんが)及んでいますが、「ボランティアのマネジメントは専門的な職業なのか」として繰り返される議論とは切り離せません。
The Chicken にわとり
なぜ、専門職の人々は職業団体を作るのでしょうか? 数が多ければ勢力となります。特に全米レベルではそうです。
- 課題に関して同僚と意見交換をしたり議論をするため。
- 免許の交付や資格の認定をするため(自らの職業水準の維持)。
- 直面している課題に関して声を合わせて発言するため。特に、役に立つものより害を及ぼす可能性のあるものが浮上した時に、異議を申し立てるために。
- 新人に助言するため。
- 自分たちの物の見方や手法のレンズを通して時代の流れを分析するため。
- 専門職(加えて、多くの場合その受益者)の利益を代弁して世論あるいは政見に影響を及ぼすため。
地域レベルにおいてもそれに相当する団体をなぜ組織するかというと、身近な支援、急ぎの質問への返答、転職に関しての問い合わせ先を提供するためです。
職業団体が存在する理由をあげたリストを見直してみましょう。あなたが所属しているボランティア協議会をそれぞれの項目で、どのように評価しますか。正直に評価するのであれば、惨めなほど低いものになるのではないでしょうか。私たちの分野に影響のある情報を絶えず提供する役割を担った委員会、たとえば、公共政策の遂行に関する委員会、政治的活動に関する委員会、あるいは時事問題に関する委員会でさえも、実施している協議会はほとんどありません。さらに、そうした時代の流れについて学んだり、討議したりするフォーラム開催をしている協議会はもっと少なくなります。最悪なのは、私たちの分野での成功事例に基づく本物の知識を、行政の職員あるいは資金提供者が否定していることが明らかなときでさえ、その政策をあえて批判しようとしないことです。
さらに、ほとんどの協議会の研修は新参入者向けに提供する傾向があり、ベテランのボランティアプログラム・マネジャーのニーズに応えるようなより専門的な題材を提供することはめったにありません。同様に、多くのDOVIAでは、古参のメンバーはしばらくすると会合に参加しなくなるという傾向にあることがわかりました。その理由は、新しく学ぶことが何もないからです。これでは何らかの発展性のある専門的仕事であるということを新人に知ってもらうことは難しくなります。
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では、ボランティアマネジメントの専門職にとって、存続性のある強力な協議会を結成することが、なぜこれほどまでに難しくなっているのでしょうか? 1997年に、私がこのホットトピックスを書き始めてから(今月の最後にあげているリンク先を見てください)、少なくとも4回あの手この手で私は議論してきました。しかしながら、答えはなかなか見つかりません。
多くの重要な要素があることがわかりました。たとえば、
- 多くの実践者にとっては、ボランティア活動をリードするというのは、キャリアではなく、単なる業務なのです。ですので、今すぐに実践できるスキルの研修を求めています。この分野においては長期的な展望に立つということはなく、実際のところ、何であれキャリアになると考えられるものに進んでいけば、現在の仕事を離れるつもりでいます。
- 私たちの多くは、正式な専門分野の教育を通じてこの仕事に就いたわけではありません。そして、この状況がすぐに変わるとは思えません。どちらかというとこの分野にたまたま出会い、実践することで(あるいは、幸運であれば、先人や有益な会議に偶然に出会って)学びます。ですので、教育プログラムから新しく仕事に就くという一貫した流れがあるわけではありません。大学の学部が後ろ盾となって専門職の一員になっていくよう準備を整えておくといったものにはなっていないのです。
- 仕事上の立場で多くが孤立している(組織でこの種の仕事をしているのは一人だけ)ため、職場の同僚からスキルを得ることはありません。コミュニティにあるあらゆる種類の団体に自分たちのボランティアプログラムの活動に参加してもらうには創造的であったりしますが、他人の支援は何でもしても、自分たちの助けになるような協働には力を注ぎません
(そんなのは、あまりにも自己中心的に思えるのです)。
- 私たちが働いている環境が途方もなく多様であるために、私たちはかなりばらばらになっています。自分の働く組織内でも孤立していることに加えて、このような状況のもとでは多くの人には、ボランティア協議会についての情報をどこで手に入れたらいいのかさえわかりません。
お金が問題なのではない
仮にボランティア活動協議会の幹部職員を集めて、会費を支払ってもらったり、イベントに参加してもらうのがなぜ大変だと思うのか質問をしてみれば、この分野で資金が不足していることがまず話題になるでしょう。たしかに財政は厳しいでしょうが、私たちがイベントを安い費用で運営していることはよく知られています。何しろ同様の専門職と比べても、私たちは協議会の年会費をかなり低い金額に抑えていますから。
たしかに専門的な職能開発のための予算がないボランティアプログラム・マネジャーはいますが、たとえそうだとしても、問題は組織の他のポジションでもそうなのかどうかです。ボランティアプログラム・マネジャーだけがそうなのでしょうか。重要なのは、私たちの多くは何であれ自前のお金を費やそうとしないことです。繰り返しますが、これは私たちは自らの職能開発を進んでするだけのキャリア・パスがあると思っていないからなのです。単に一つの業務を遂行しているだけなら、雇用主が費用を支払ってくれることを期待するのは当然です。一生の仕事ならば、他のだれかが費用を調達してくれることを期待することはありません。もし費用を支払ってもらえるのであれは、喜んで受け入れるとは思いますが。
会議の初回参加費を無料にするなどの特典を設けても、その多くが消化されないというのは周知のことで、これもお金が必ずしも本当の問題ではないということをよくあらわしています。また、どのように費用を削減するかについては意見を出し合っていません。たとえば、ここ何年も私はボランティアセンターあるいはDOVIAがバスを借りて地域の人々を州あるいは近くで開催される全米会議に連れていく手配をするように提案してきました。しかし、このことが実行された例を知りません(もし手配されたことがあれば、どのように成し遂げられたのかお聞かせください)。さらに、ほんの一握りのワークショップの後援者しか、講演者の謝礼や旅費を引き受けてもらうといったような資金の支援を、外部に求めていません。
最後に、圧倒的に女性が多い分野であることが問題だという人もいるでしょう。確かに、相関性はあるでしょう。しかし、教師、看護師、ソーシャルワーカーの場合を考えてください。女性に偏ってはいますが、強力な専門職協会を何とか発足させています。
あなたは専門職協会が全般的に非力だと思われますか?
ならば、なぜそのように考えるのですか?
このような状態について私たちは何ができると思いますか?(たぶん、みんなで新年の誓いをいくつか立てて、出てきた意見を実際に試してみるのもいいかも知れません)
関連のあるこれまでのホットトピックス
November 2002
A
Utopian View of Volunteerism Professional Organizations
ユートピア的ボランティア専門職組織観
January 2000
Wishes
and Resolves for the New Era
March 1998
Some
Nagging Questions...
July 1997
Is
Volunteer Management Really a Profession?
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