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2003年1月
ホットトピックスがホットトピックスらしくあるために
スーザン・J・エリス

明けましておめでとうございます!「光陰矢のごとし」とはよく言ったもので、このウェブサイト・月刊ホットトピックスは2003年で7周年を迎えます。保存記録をずっと見ていくと、自分の人生の時々を目の当たりにするようです。(少なくとも、職業上の人生を。)

先週、私たちのウェブマスター(訳者注:ウェブの管理者)のクリスティンがこんな提案をしてくれました。先月のホットトピックが論議を巻き起こしたのなら、ホットトピックそのものについて、2、3述べる時期ではないかと。クリスティンは真っ先に、皆さんからの返信を全部見ています。ですから、私たちのサイトを訪れる人たちが言っていることを、じかに知っているのです。彼女は賛否両論の意見を自分がどう感じているのかを下敷きに、私のエッセイの骨組みを明らかにするすばらしい質問をいくつか出してくれました。これらの質問はとても気に入ったので、Q&A形式を使うことにしました。(クリスティン、ありがとう!)

クリスティン: あなたがホットトピックスで目指しているものは何ですか?

スーザン: ボランティア活動の問題・課題を討議するフォーラムの場は、ほとんどありません。というのは、問題・課題と言うのは情報、最良の実践、また他のスキルアップトレーニングの話題とは違うんです。辞書を見てみると、「Issue」にはいろんな定義があります。

     論争もしくは決定の対象となる点、事柄、議題
出すこと、配布すること;発行すること
ボランティア活動というのは、普通の人が思っているよりはるかに複雑です。私たち自身がこの分野の哲学、倫理、基本原理を知らなかったり認めなかったりするなら、他の人たちにどうやって知ってもらおうというのでしょうか?

ですから、ホットトピックの目的の一つは、問題を見極めて表面化させることなのです。世界中にクライアント持つコンサルタントでありトレーナーとして、私が見聞きしているものを分かち合う義務があると思うんです。(コーヒーのパーコレーターから連想する)「パーコレーション」(濾過)理論を私はよく使います。同じトピックが、そうですね、3箇所ないし5箇所で泡のように涌き出てきたら、何かが必ず起こっているのです。

私はノンプロフィットタイムズ紙に12年にわたって執筆してきたように、記事、書籍、コラムなど、自分の考えを公表する機会にとても恵まれています。しかし、ウェブは印刷された文字とは本質的に異なる情報発信の役割をしています。それは私の意見に対して、即座にそして公に返事をするチャンスが読者にもあるという点です。これは特筆すべき力であり、このパワーを共有することにスリルを感じてきました。

なぜって?それはボランティアを実践する人達が学習し議論するための信頼できる?場を提供したいからなんです。ホットトピックの目標をきちんと言うとこうなります。

ボランティア活動に影響を与える問題点を見極めて表面化させること、そしてそれらの事柄について、なるべく多くの人から意見を引き出すこと。

結局のところ、公開された議論の記録が、政策決定者に影響を与えることを望んでいるわけです。(過去のホットトピックスと皆さんからの返事や意見をすべて保存しているのは、このためでもあります。)私たちの分野を強化するのに強い影響を与えたいのです。

クリスティン: 問題に関して賛否両論を発表しようとするより、厳しい意見を述べるのは何故ですか?

スーザン: カナダ人の同僚、マリリン・マッケンジーはこう言うのが好きなの。私たちの分野は「詰まるところはすばらしい」と。正直に意見を言う私の心意気が好きな人もいれば、攻撃的だと見る人もいます。私は議論を巻き起こしたいから、できる限りはっきりした自分の意見を提供しています。言い訳もしません。私は実際、どちらとも言えない部分を認めようとしたり、称賛すべきことは称賛していると思います。でも、そうですね、自分の感じたことを言っていますね。

忘れてはならないもっとも重要なことは、ホットトピックというのは議論の出発点になるように作られているということです。ウェブ上で、間を置かずに、公に。単に議論を呼び起こす立場をとるに留まっているわけでもなく、議論にしりごみするわけでもありません。人々が私の意見に腹をたてたりスリルを覚えたりする、でもその代わり自分たち自身の意見を公表する、ということをしないのなら、その人たちは各々の考えに影響をおよぼす機会を逃しているのです。

いろいろな意味において、どこにも属していない(私のような)コンサルティング事務所だけがホットトピックのような特性を提供できるのではないでしょうか。私たちは政治に携わっていないし、かばうべき人も印象をよくすべき人もいないのです。新聞記者の人たちが私に何回同じことを言ったことでしょう。
「取材に協力していただきありがとうございます。ほかの皆さんは公にされるのを断るんですよ、このテーマに関してはっきりした意見をお持ちなのに」

クリスティン: 反論されるのを望んでいるのですか?

スーザン: ええ、その意見が意義あるもので経験に基づいているのならね。ユナイテッドウェイとボランティアセンターの関係についての先月のホットトピックスは、幅広い意見や返事を引き出しました。私にはそれがとても嬉しかったんです。なにもかも、つまり私のエッセイや皆さんからの意見や返事を全部読むことで、バランスの取れた見方を与えることができるのではないでしょうか。議論するに足るテーマだということをこの討論が明確にしたことよりずっと多くのことを!

私は他の人たちの考え方を学ぶのに積極的ですが、誰かがひどい個人攻撃の返信をよこして、私の知識や真意を問い詰めるときは、そうとも言えません。「違う意見を持つことはある団体を無視することではありません。同じ事実を持ち、かつ異なる結論を描くことは可能です」と、先月オンライン上で私がいったように。

記録についてですが、寄せられた返事はすべて真剣に受け止めています。私自身の意見に対する反論をもとにして自分の意見調整をすることがよくあります。また、後日そのテーマについて公の場で話すときは、すくなくとも「別の側」の意見について述べるようにしています。

クリスティン: ボランティア分野についてどのようなものが対立を避けると思いますか?なぜあなたは対立を呼び起こそうとするのですか?

スーザン?: 私は一般的に信じられているのとは反対に、受けが悪いより良いほうが好きなのです!というのも、陰口が大嫌いだからです。私たちの分野では実際、同意できないことが沢山ありますが、率直に論争しています。それぞれの組織内部では、経営幹部と職員でボランティアについての考え方に違いがあります。私たちは、メディアの注意を引こうと努力したり、サービスラーニングや裁判所命令によるコミュニティーサービスプログラムなどにおける考慮すべき問題を嘆願したりします。DOVIA(訳者注:Directors of Volunteer In Agencies非営利組織のボランティア指導者連絡会)を組織することや、全米ボランティア週間を共同開催するなど共同作業が必要なときには同僚の無気力に直面もします。全米的なレベルでは、私たちの専門職組織が提供していたりしていなかったりするサービスについて、良くない点に意見も述べます。そしてこれらの組織が別の組織と相互にどう関わっているのか、もしくは関わっていないのかにつても意見を述べます。

ですが、愚痴をいったりガッカリしたり、会議の合間にコーヒーショップで白熱した議論をしたり、というようなこと以外に、一体いつ私たちは感じていることついて何かをしているでしょうか?個人的に分かち合っている意見を公表することによって、私たちの分野が強化されることが私の願いなのです。

クリスティン: あなたとエナジャイズ社はどんな影響力を持っているのですか?

スーザン: 私たちが関与できるのはクライアントのみです。しかし、影響力は持っています。私たちの意見を世界に向けて発信したいとはっきり意識しているからです。これが私が自由に分かち合う力なのです。ホットトピックに思いきって返信をおくる人は、誰でもその同じ影響力を行使するチャンスが与えられるのです。

クリスティン: 誰でもホットトピックを提言することができますか?またゲスト執筆者として、ホットトピックを書くことはできますか?

スーザン: ホットトピックに関するアイディアは、だれからでも大歓迎ですよ。その基準を覚えておいてくださいね。

議論の要素がいろいろあるボランティア関連の見解で、それについて皆さんの興味をそそるような問題点。(「ボランティア募集」のような一般的なボランティアマネジメントの話題ではありません。)

これまで3名のゲスト執筆者を迎えました。ある問題について自分たちの意見を分かち合うことに関心があり、そうできる人たちはいつでも歓迎します。ご意見はEメールinfo@energizeinc.comまで。様々な可能性を模索しましょう。

今回のホットトピックへのお返事でディスカッションのテーマとなるのは:

  • 今までにホットトピックに返信した/したことがないのは何故ですか?返信をしたことがあれば、なんらかの良い結果もしくは悪い結果がありましたか?
  • どんなホットトピックをここで取り上げたいですか?(今のところは、問題を提案するに留めておいて下さい。後日のために討論を登録しておきます。)
  • 私たちの分野の問題を公開できるフォーラムが他にありますか?またそれらのフォーラムを利用していますか?
  • 専門職組織はより多くの問題を踏まえた議論、そして最終的には行動をどのように促すべきでしょうか ?
原文はhttp://www.energizeinc.com/hot/2003/03jan.htmlをご覧ください