数週間前、私はオンラインボランティアリクルートというテーマについて「e-フィランソロピー」会議で講演しました。インターネットを通じた資金集めに焦点をあてた2日間のイベントのその他の部分であったため、ボランティアについて何を提供するかの誘因となる思わぬ出来事となりました。その中で私は、各団体がホームページを持つ重要性(「ホームページを持たないのなら、一体どこでボランティアを募るのか」) について提議し、「あなたの団体のホームページには、ボランティアの関わりについての記載がありますか?」と問いかけました。
ある参加者は、「私は、団体の全米統括事務局にいますが、本部ではボランティアを必要としていません。ボランティアについてはすべて地域レベルでされています」と答えました。そこで私は、「どうしてあなたの団体の本部ではボランティアを必要としていないのですか」と問い返しました。それに対して彼女は、「でも、一体ボランティアが何をできるというのでしょうか」と聞いてきました。
ボランティアは本部レベル(理事会は別として)において組み込まれることができるのだろうか、という彼女のような神話はよくあることです。資金源を見つけることは、団体の全てのレベルにおいて共有されている責務ですが、技能を持った人々を見つけることは「下位」の部署で行うものだと考えられているようです。多くの公共機関において職員に対しての強い含みのあるメッセージには次のようなものがよくあります:「あなたが一生懸命働き、職務に精通するようになれば、ボランティアと共に働くことを要求されなくなるのです」。これまで最前線の現場にいる職員たちがすべきだと考えられている方法で、部署の長ならびにその他幹部職員たちは、自分たちの事業を継続するためのボランティア活用法を考えることを求められてきてはいなかったという領域をこえた暗黙でかつ現実の役割ということがあります。まさに、大規模な組織における全米統括部隊vs地方部隊に当てはまることなのです。
善良であるが技術をもたないという明らかなボランティアの固定化された概念はさておいて、あなたは適切で技術をもつボランティアが全米レベルにおいて何ができるか考えることができますか?あなたが着手することができるように、いくつか私のアイディアをあげてみましょう。
- 全米統括事務局に物理的に近くに住んでいる人々は、高度な技術を要する仕事から要求にかなう事務仕事まで、どのような立場でも働くことができるでしょう。
- オンラインでの任務は、世界中のどこにいても、書いたり、翻訳の編集をしたり、オンラインで調査をしたりどのようなテーマでも、ボランティアを募ることができるでしょう。
- ほとんどすべての地域において活動している個人あるいはチームは、フォーカスグループ、調査、評価を実施することができるでしょう。
- 全米統括事務局は、理事会あるいは審議会の(すべてのレベルにおいての)地位への立候補をボランティアに積極的にお願いしたり、合致した興味とりっぱな実績を見極めたり、短期の「テスト」事業に配置することができるのではないでしょうか。ある人が理事として参加する前に、全米レベルにおいて団体で一役を買うもっと多くの手段があるのであれば、何もしない理事会のメンバーはほとんどいなくなるのではないでしょうか。
全米レベルにおけるボランティアの関わり
全米本部で雇用されるべきボランティアマネージメントを行うスタッフ(私たちの分野において昇進段階として考えたいと望んでいる、ということに注目してください)には二つのタイプがあります。
第一に、団体が(上述したように)本部においてもボランティアを募集し、能力を発揮してほしいと考えているのであれば、その仕事は誰かが担わなければなりません。しかしながら、あなたは本部事務局のボランティアプログラムマネジャーとして働いている人を知っていますか?全米人事部長、事務局スーパーバイザー、組織内研修部長などはいるでしょうが、ボランティアたちに対応するために配属されている人はいないでしょう。もし、担当者が誰もいないのであれば、ボランティアをする人は誰もいなくなるでしょう。ボランティアをする人がいなくなれば、全米統括職員は効を奏するボランティア運営に関する課題を決して理解することはないでしょう。そして、直の経験によりボランティアと共に活動する利点と不利点を誰も理解することがないのであれば、いかなるレベルにおいてもボランティアマネージメントシステムへの理にかなった対応はどのようにあり得るのでしょうか?
私がここで述べてきた状態は、 他の格付けとは異なり危機的な仕事の割り当てであることに注目してください。すなわち、すべてのレベルにおいて団体全般にわたりボランティアの関わりについての問題を誰かが見過ごしながら仕事をしてきたということです。ボランティア部門あるいはボランティアディベロップメントに関する全米管理者を一人でも有している全米組織の数は、驚くほど少ないのです。情報資料は全米レベルにおける資金調達あるいは促進/マーケティング職員のためだと考えていますか?団体全体のためにボランティアに関する事柄に配慮する担当者が組織内にいないのであれば、方針決定、予算編成、トレーニング、ホームページなどに話が及んだ場合、ボランティアたちは全く無視されることになってしまいます。
昨年私たちは、トロントでのボランティア運営に関するAVA国際会議において、団体のためのボランティアマネージメントシステムを創造するために、全米レベルで働いている人たちを対象にした"サミット"を招集しました。その結果が好評であったため、、そのグループはプレカンファレンス1日半セッションとしてデンバーで10月に再び集まることになりました。この現在進行中の意気投合したグループを構成していくためにもっと多くの人たちの参加を求めています。この詳細はhttp://www.avaintl.org/ でみてください。
そして、これら全米事務本部のウェブサイトについて
「e-フィランソロピー」での出来事で、私は全米事務本部のウェブサイトにおいてボランティアが無視されていることが道理にあっているかどうかについてもっと深く調べてみました。私は問い合わせてみました。
「あなたがた全米事務本部のホームページには、全米ならびに地域レベルにおいてどのように寄付するのか説明してありますか?」答えは「はい」でした。
「サービスを受けようと思っている人たちに、それぞれのコミュニティにおいてサービスを受けるためにどこに行けばいいのかという情報を載せていますか?」答えは「はい」でした。
「あなたの団体の全米事務本部は、地域事務局を支援することを役割と考えていますか?」答えは「考えています」でした。
誰の目にも明らかなことは:「では、何故あなたがたはボランティアのために全米レベルから地域レベルまでのアウトリーチ活動を準備することが重要だと考えないのでしょうか?」もう一度繰り返します。全米レベルにおいて誰一人としてこのことに注目して担当する人がいないのであれば、ボランティアたちは世間の目から隠れたままの存在になってしまいます。
あなた自身は、全米あるいは国際団体でどのレベルにおいて関わっていますか?あなたの経験はどのようなものでしたか?どのようにして意識を引き上げることができるのでしょうか?
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