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新型コロナウイルスの影響下での市民活動に関するメッセージ

2020年4月8日

全国の市民の皆さまへ

社会福祉法人大阪ボランティア協会
理事長 早瀬 昇
常任運営委員長 上林 康典
常務理事・事務局長 永井 美佳



 新型コロナウイルスに感染し、闘病されている方やそのご家族の皆さまに、心からお見舞い申し上げます。
 また、このような厳しい状況下でも、医療、福祉、教育など最前線の現場で活動しておられる皆さまには、心からの敬意と感謝を表します。

 これまで、私たち市民は、地域コミュニティでの支え合いはもちろん、さまざまな課題に市民ならではの視点で取り組みを重ね、暮らしや文化をより豊かにするための活動を生み出してきました。
 そこでは、「顔の見える関係づくり」や「つながり」を大切に、多様な人が出会い、ふれあい、学びあいながら、社会的に孤立する人ひとりひとりに寄り添う取り組みを重ねてきました。

 今、新型コロナウイルスの感染拡大により、世界中で、ふれあい、集うことを極力避け、人と人が物理的な距離をとることが強く求められるようになりました。これまで私たちがあたりまえに続けてきた人と人とのつながり方、支えあい方からいったん離れ、新たな方法やしくみを生み出そうと試行錯誤する過程で、目の前に高い壁が立ちはだかっているような感覚に襲われます。

 1965年、市民主体で設立されたボランティア・市民活動支援機関である大阪ボランティア協会(以下、「協会」)では、こうした危機的な状況に際しても、ボランティアと事務局スタッフが共に知恵と力を出しあって活動を続けようと、常任運営委員会を中心に各チームでプロジェクトを継続しながら、今回の事態の対応にあたっています。

 協会は、世代や立場が異なる人々が自由に集え、排除しない「広場」をつくり、草の根の市民が権威や権力に臆することのない市民の手による自治運営をする「砦」の機能づくりにこだわってきました。 この難局を冷静に乗り切る責任感と判断力を保ちつつ、今のスタイルに合った「広場」と「砦」を新しく模索していきたいと思います。

 今こそ市民の「参加」の力を信じ、この未曽有の事態を、だれひとり取り残すことなく、市民同士が助けあう原点に立ち戻る機会にしていきましょう。

 このたび、政府が「新型インフルエンザ等対策特別措置法」による緊急事態宣言を発令したことを受け、今後ますます市民活動をとりまく環境が委縮傾向になることを懸念し、協会全体で、全国の市民の皆さまに向けてメッセージを発信したいと考えました。

 長期化が予想される現在の困難に、市民の力、ボランティアの役割はこれまで以上に、また違った 形で必要とされるはずです。今だからこそできる「支えあい」を共に生み出しましょう。

 以下に、協会が現時点で市民の皆さまと共に考え、動いていきたいことをまとめました。
 日本全国はもとより、全世界の「市民」が厳しい状況の中でも「思考停止」せず、ひとりひとりがまずは身近な人との「心の距離」をあたためながら活動を続けていくための一助になれば幸いです。



1.市民活動を続ける上での基本行動原則
−無理のないかたちでお互いの大切な命を守りあおう−

1-1 ご自身や家族の安心・安全があってこその活動です。決して無理をしないでください。

1-2 感染予防を意識した行動の工夫をしましょう。
@ (「心」はお互いに心地よい距離感をもちながら)物理的な距離をとる。
A オンラインでのミーティングや相談対応を導入する(電話や文通なども)
B スタッフ、利用者の検温や体調チェックを行い、お互いに健康を守りあう など

1-3 活動中は頻繁な換気、うがい、手洗いによる手指の消毒などを心がけましょう。また、マスクを着用し、咳・くしゃみエチケットを徹底しましょう。

1-4 活動していても、活動できていなくても、これまで経験したことのない気持ちやもどかしさを抱えてしまうかもしれません。ひとりで抱え込まずに、語り合うこと、吐き出すことも大切です。

参考:大阪ボランティア協会 市民活動スクエアCANVAS谷町 利用団体へのお願い


2.今こそひとりひとりの「私・発」が必要
−今だからこそできる「支えあい」がきっとある−

2-1 社会全体が困難に直面する今こそ、市民ひとりひとりの「私・発」の行動が必要です。
 「ボランティア」は登録して「活動」するだけでなく、実はご近所や趣味でつながっている人を気にかける、日常の自然な「ほっとけない思い」や「行動」をちょっとだけ「開く」ことから始まります。たったひとりの思いや行動が原点です。

2-2 「必要火急」な活動を吟味の上、対策を工夫してみましょう。その活動の目的を果たすためには、今までのやり方でないと絶対にできないでしょうか?ちょっとやり方を変えてみることも大切です。

2-3 独居高齢者や子どもたち、今後の生活不安に苦しむ人たちが置かれている状況に思いを馳せ、孤立を深めてしまわないような手立てが必要です。電話や手紙、窓を開けて声をかけあうことなどから始めてみましょう。

2-4 最前線で活動する医療、福祉の専門職を支える裏方作業や、買い物支援、情報弱者へのわかりやすい情報伝達、ICT支援など、「今だからできるボランティア」を見つけてみませんか?家にいながらできることなど、知恵を出しあいましょう。

2-5 寄付、クラウドファウンディングの支援も貴重な「参加」です。

2-6 衛生用品、食材、資機材、テレワーク技術の支援、人的支援など、企業の本業や団体の専門分野を活かして、今窮地に立たされている市民活動を応援できます。


3.今こそ民主的な市民社会づくりのための「広場」と「砦」をつくろう
−この災いを市民発の共生社会へのスタート地点に−

3-1 市民活動は与えられたり、規制されるものではなく、自発性とボランタリーな熱意と創意が原点です。活動に制約のある中でも、手作りの心でつながる私たちの「広場」と「砦」を創出しませんか。

3-2 暮らしを制限・監視する力が暴走しないために、まずは市民ひとりひとりが「対話」と「想像」の力を働かせ、今大切なことはなにか、自分がどんな行動をとるかを考えましょう。制限、監視の力は権力側だけではなく市民同士の間にも働くことがあることを忘れずに。

3-3 同調圧力による過剰な自己責任論ではなく、多様性や個人の尊厳を認めあいましょう。一方的な偏見や差別をゆるさず、デマも冷静に見極めて。今こそ「おたがいさま」です。



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